股関節の痛みの改善

股関節の痛みの改善事例 相模原市より 高校生女子

股関節の痛みの改善事例

執筆者:整体師 石川顕太郎

 

ダンスをがんばる高校2年生女子

半年前、文化祭の練習を頑張っていた際に左股関節と鼠径部付近の痛みが強くなる。

2カ月経つも、なかなか痛みが引かず整形外科を受診。

MRIも撮るが原因は分からず、週1回理学療法士のリハビリを受けている。

それでも、あまり痛みは変わらず、さらに約2カ月が経ち
ダンスも復帰できず困っていた。

先日は体中に蕁麻疹が出てしまった。

以前当院で不調を改善された方からの紹介で当院へ来院。

主訴

主に開脚動作での痛み
鼠径部(恥骨筋付近)が伸びる動作で痛みが強い
押しての痛みもある
歩行は問題ない
ダンスは足が開く動作が多いのでできない
坐骨の付近も少し響くように痛い

施術

体幹のねじれの解消
全身の疲労をとる
骨盤の歪みの解消
大腿部の緊張の解消
内転筋群の緊張の解消
患部(恥骨筋付近)の損傷部の修正
動作異常の修正
筋力低下部位の単独収縮
蕁麻疹もあったので胸椎、頚椎も施術

経過

2週間で2回の施術

1回目の施術で可動範囲はかなり広がり、
軽めの開脚はできるようになったが、
大きめに広げると痛みは残った。

翌日にものすごく体がだるくなり、その翌日はあまりにだるく学校を休む。

1日休んでひたすら寝ていたら、次の日はすっきりし体がとても軽くなった。
と、同時に脚を開いてもあまり痛みが出なくなった。

1週間後、2回目の施術に来院。

少し痛みがあるくらいで、かなり開脚できている。

簡単な調整とセルフケアをお伝えして、痛みがほぼなくなったので、
本人の体の特性の話をし、終了。

こちらもびっくりするくらいの回復でした。

施術者:石川談

お話をいろいろと聞いてみると
半年前に痛みが出たときは、文化祭でまとめ役を任され、かなり無理をしていたとのこと。

このような背景から、とても身心酷使してしまい、

なかなか自力では改善できない症状に至ってしまったのだと思います。

施術を受け、全身の疲れの解消と自律神経が整う過程で、
反動で、だるくなることがあります。

たいていは
施術を受けた日は少しだるくなり、
いつもより深く寝れたという程度の反応なのですが、
今回のケースでは、起きていられないほどだるく、食事もせずまる1日眠り続けたそうです。

それだけ、疲れが蓄積していたのでと、自律神経が正常でなくなっていたと思われます。

患部がどうこうというより、全身が整ったのと同時に主訴症状も解消した事例でした。

全身を見ずに、患部だけ施術をしたり、
強く押したり、揉んだり、
痛い動きストレッチしたり、
筋肉だけにアプローチしたり

そのようなケアや治療を受け
悪化して、当院に来られる方が多いです。

痛い動きや刺激は、患部が傷むばかりか、自律神経もがおかしくなります。

自律神経の乱れ、脳の偏桃体興奮は痛みや症状に大きく関与していることが分かっています。

当院の施術はやさしい施術で、やられた感がないですが、
極力痛みなく、体の特性に従って行っていますので、疲労の解消と自律神経の正常化が同時にできます。

なかなか改善せずにお困りの方は、ぜひご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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