執筆者:整体師 石川顕太郎
半月板損傷 50代 女性
10年間以上、ジムへはよく通い、体を動かしてきた。
1年前にストレッチがきっかけで、右膝の内側を傷める。
痛みはあるものの整骨院に通いながら、ジムには通っていた。
約1カ月前、歩く機会が続き、その後膝の痛みが悪化。
足を引きづるくらいになってしまう。
整形外科へ行くと、半月板損傷と診断される。水を抜かれ、手術を進められる。
説明に納得がいかなかったようで、いくつか専門の整形外科を受診するが、手術が一番良いと言われた。
しかし、手術には抵抗がありいろいろと治療法を探していると、当院のサイトを見つけ問い合わせをした。
状況や痛みの出かたから、おそらく当院の施術で短期間で良くなると判断し来院していただくことに。
●初回
今は足を引きずるほどではないが、歩行でも痛い。深く曲げると痛い。
膝内側にピキッとした痛み。
検査をすると、骨盤がひどく捻じれ、膝にも大きく影響している。膝も伸びきらない。
大腿の外側は硬くこわばっている。
骨盤の歪みを修正、膝周辺の疲労や腫れを解消する。
膝関節を無理なく広げていくように施術。
痛みを確認すると、歩行での痛みは消失。
方向転換で少し捻じれるような動きは少し痛い。
ある程度深く曲げても違和感のみ。
器質的に痛めている部分もあるので、晒でホローするとさらに楽に歩ける。
日常の注意と、ストレッチをお伝えし終了。
●2回目
この3日間ピキッとくるきつい痛みはなくなった、歩行はかなり良くなった。
階段や立ち上がりでの痛みはある。
歪みが多少戻るが、術後は歪みなくなり、色々な動きでの痛みもさらに軽減。
膝が良く伸ばせるようになってきた。
「ほんとに良くなって、すごいですよね~」と感想をいただく。
●3回目 1週間後
正座までできるようになる。しかし、痛みよりりツッパリ感が残る。
長く歩くと違和感が出る。
その後1週間に1回のペースで3回の施術をする。
途中、様子見でジムのワークにも参加できるようになった。
日常ではほぼ気にならないが、無理をすると違和感が出るくらいと、胡坐がしずらいのが残る。
その後も月に1度はメンテナンスに来られ、すこしづつ良い状態になり、ジムに復帰された。
半年経つが歪みも悪化もなく、良い状態が続いている。
「月に1度でも施術を受けておくと、膝だけでなく、すごく体調がよいですよ」と感想をいただく。
このような症例が1つや2つではありません。
また、この症例のように痛いのは膝ですが、骨盤の歪みとの関連で痛め方がひどくなっていることもあります。
この場合、膝だけ施術をしてもさほど良くなりません。
組織の完全断裂や、壊れ方がひどい場合はやはり手術をしなければならないでしょう。
この場合は何をしても痛く、少し動かすのも大変だと思います。
非常に多いのが、動けはするがなかなか痛みが取れない方や、特定の力のかけ方で痛む方です。
このような場合にはとても有効で即効性のある施術です。
お悩みの方は是非1度ご相談ください。
※症例日記は個人の施術ケースであり、得られる結果には個人差があります。
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