試合中の男子ラグビー選手

前十字靭帯断裂 後遺症の痛みの改善

執筆者:整体師 石川顕太郎

高校生男子 ラグビー部 前十字靭帯断裂 後遺症の痛み 

2年前にプレイ中に右膝の前十字靭帯を完全断裂してしまい、手術でなんとか回復したが、去年に再び断裂が起こる。

ラグビーもプレイヤーとしては断念し、今はマネージャーをしている。

この1年、一旦よくなったり、悪くなったりを繰り返していた。

数日前、旅行などでバスに長時間乗ったり移動したりで疲労がたまり、気づくと膝の曲げ伸ばしで強い痛みが出始め、ついには足を着くのも痛くなってしまった。

以前に自然形体を受け、オスグッドが完治したことがあり、同系列の当院を見つけ来院することに。

足をしっかり着いて歩けず、右足を引きづってやっと来院。

手術をしてから今までの経緯などをきいて、早速施術。

立っても右には体重を乗せられず右膝は伸ばしきれない。

座って体重が乗っていない状態でも曲げると膝裏と外側が突っ張り痛みが出る。45度位しか曲がらない。

また、伸ばすと膝全体が痛くなり、伸ばしきれない。これが一番強い痛みのようだ。
伸ばそうとするたびに、苦悶に満ちた表情をする。

大腿部やふくらはぎは疲労でパンパンになっている。

脊柱の歪み、骨盤の歪みを修正。ふくらはぎや大腿の疲労を解消してゆく。

一度完全断裂をしているので、慎重に進める。

曲げるのはだいぶ深く曲がってきた、しかし伸ばしての痛みはなかなか改善しない。

これだけでかなりの時間が経過してしまい、可動範囲は広がったものの、結局伸ばしきることはできない。

今回だけでは取り切れないか、とあきらめ、自宅で自己療法をしてもらおうと手順を説明しはじめた。

自己療法を一緒にやってみる。

すると、知らぬ間に、膝を完全に伸ばせている。

患者さん『あれ、伸びるわ』

私『痛くないの?』

患者さん『伸ばしてぎゅーっと力を入れなければ大丈夫そうです』

立ってみて右に乗せても違和感程度で、歩いてみても、『あれ大丈夫だ』とその場はゆっくりなら普通に歩けそう。

まだ不安定な感じと違和感はあるので、来週もう一度来てもらうことに。

帰りは普通に歩いている。

約1週間後 2回目の施術

前回の施術からどんどん良くなり、少し違和感が出ることがあったが、今は痛みはほとんどない。

お伝えしたケアをしっかりしてくれたようで経過が良い。

全身を整え、さらに膝周辺の調整をし終了した。

今後も自己療法やケアを続けてもらえれば、この状態をキープできると思う。

ラグビーの復帰は、本人的にはあきらめているようだが、
スノボが趣味なので、それはできる状態でありたいと話していた。

これなら余程無理をしなければ、スノボも十分楽しめそうだ。

短期間で改善した好例でした。

※症例日記は個人の施術ケースであり、得られる結果には個人差があります。

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