股関節の痛みに悩む野球少年

執筆者:整体師 石川顕太郎

中学生 野球部 キャッチャー 股関節の痛み  

1年前、もともとキャッチャーをやっていたが、膝の痛みから今は外野手をやっている。

また、走ったりすると右の股関節が痛い。
キャッチャーをやりたいようだがこのような状態でできていない。

紹介で当院に来院。

膝は疲労すると痛み出すようなので、ひとまずよく疲労を取る。
キャッチャーをやっていただけあって大腿部から臀部の筋は、膝を深く曲げるとカチカチの状態。

股関節はかなり痛みがある状態。少し開くだけで前面から鼠蹊部が痛い。お腹の方に深く曲げても痛い。
それに付随し股関節の上部にあたる骨盤前面の骨の部分は押すと痛い。

骨盤のゆがみを取り、筋肉のはりと動作時の異常を修正し、開脚や深く曲げたときの痛みはかなり軽減した。

開脚した状態から足を動かそうとすると股関節が痛い。
圧痛の出ている部分の内部の傷をふさぎ、痛くない範囲で動かすとほぼ痛みは取れた。

動かしたり負荷をかけたが少し違和感がある程度。

長い間傷めていたので、痛みの出ない範囲で練習してもらい確認してもらうことに。

5日後に一応予約をとる。

5日後の施術で聞いてみると、少しづつ動かしてみて大丈夫だったのでおもいきりダッシュしたが全く痛みは出なかったと言う。
プレイ中の他の動きも今のところは痛みは出ていない。
しかし腸骨の圧痛のあった部分を押すと少し痛むということで、周辺の緊張と圧痛をとり全身を整え終了した。

あとは痛が出なければ大丈夫だろう。

後日、この選手のチームメイトのお母様が当院に施術を受けに来た。
その際、彼は最近まで痛みで思うようにプレイできなかったのに、試合に出て元気にプレイしていたことを聞いた。
痛みも出ていないようだ。

長い間、痛みで思うようにプレイできない選手でも短期間で改善するケースも多いです。

※症例日記は個人の施術ケースであり、得られる結果には個人差があります。

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