有痛性外脛骨からの足首捻挫の痛みが解消した事例
執筆者:整体師 石川顕太郎
相模原市より
サッカーを頑張る男子中学生
3ヶ月前から右足内くるぶし下の痛みが出ていた。
1ヶ月くらい前から、痛みを訴え始め病院へ行くと有痛性外脛骨と診断される。
テーピングや五本指ソックスを勧められた、休むようにいわれた。
しかし、あまり改善せず。
4日前に練習中に右足首を捻挫し、松葉づえをついて来院されました。
大事な試合も近く、早く復帰したいとのお話。
以前当院の施術を受けて改善された方からの紹介で来院されました。
主訴
- 足を着けない
- 足を着くと足関節の内側面が痛い、内くるぶし下も痛い
- 押しての痛みあり
- 内側にひねると痛い
施術内容
- 体幹のねじれの解消
- ふくらはぎ、すね(前脛骨筋)の緊張の解消
- 患部の損傷部の修正
- 足首のズレを修正
- 靭帯のゆるみを補正
経過
初回の施術後、足関節の簡単な固定を行い、内にひねる動きの痛みが大幅に軽減しました。
足を着くことも少し痛みは残りましたが、杖を使わずに歩けるようになりました。
その後4日間はスポーツを休み、日常生活の動きのみに専念しました。
5日後、練習に参加したところ、ほぼ痛みがなくなりました。
7日後の二回目の施術では、損傷部の再度施術と確認、足首の動きを強化する簡単なトレーニングを行いました。
実際の運動の動きを荷重をかけて行い、補正を続けました。
その結果、右足の片足ジャンプも問題なく行え、痛みが出なかったため、施術を終了しました。
施術者:石川談
捻挫をしてしまった場合、がっちり固定して動けなくしてしまうと大幅に改善が遅れてしまいます。
固定やアイシングを繰り返すことで血流も悪化し、筋肉やその他の組織は硬く萎縮してしまいます。
そして、やっと治ったと思っても後遺症のようなものが残ってしまうことが多くあります。
ずっと動きづらく、硬さを感じたり、
運動すると痛む、むくむなどです。
それは本当には改善していないのです。
当院では、骨折や靭帯の完全断裂でもない限り、
なるべく痛くない方法で患部の修復やズレを修正して、動ける範囲でどんどん動いていきます。
数回の施術は必要ですが、後遺症にならず済みますし、改善が早いです。
患部をアイシングしたり、揉んだり押したりすることは避けてください。
また、足底にフィットするアーチのある靴やインソールは足や身体を痛める原因となります。
当院では原因を特定し、適切な施術とケアを行うことで、1カ月以内に改善が期待できます。
今回のケースでは施術のタイミングが早く、松葉づえ生活から1週間で部活に復帰できました。
なかなか改善しない症状でお困りの方は、ぜひご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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