耳鳴り・外脛骨障害・足の甲外側の痛みに悩むバスケット選手 

耳鳴り・外脛骨障害・足の甲外側の痛みに悩むバスケット選手 

執筆者:整体師 石川顕太郎

中学1年生女子 バスケットボール選手 耳鳴り・外脛骨障害・足の甲外側の痛み

バスケットボール部に入り毎日練習するようになった半年前から左足内くるぶしの下が痛み出す。

練習後は特に痛い。最近では左足の甲の外側にポコッとした小さい骨が出てきてその部分も痛い。

練習後は足を引きずるようにして帰宅するようになる。激痛で機嫌も悪くなってしまうくらい。

しかし練習は休みたくない。

病院では有痛性外脛骨と言われたが、成長痛の一種と言われ湿布をするだけ。
整体やカイロプラクティックにも通ったが、一瞬の痛みは和らぐがすぐに戻ってしまう。

当院のホームページを見つけ依頼をもらう。

問診で体のあちこちに問題があることが発覚。

なんと幼稚園の頃から両耳の耳鳴りがある。アレルギー症状や頭痛も慢性的にある。

検査では骨盤や背骨の歪みが強い。足はふくらはぎのはり、足の甲外側に隆起した骨のところは少し押しても痛い。

有痛性外脛骨(内くるぶし下の痛み)は今はあまり痛くない。
先日予約の電話をいただいた時に、とりあえずアイシングや強く揉むのはやめて、お風呂で良く温まるようお伝えした。
おそらく冷やすのをやめ、温め代謝を良くしただけで良くなったのだろう。

そして施術。

立位、座位で歪みの確認。脊柱に付随する筋肉の癒着を解消すると歪みはあっけなっくとれた。

全身を整えふくらはぎ、すねの疲労をとり、足の甲の骨の隆起部分を修復してゆく。

患部を押してみる。私:「これどうかな?」

本人:「ん?痛くないです」

じゃあ自分で押して確認してみて。

本人押してみる:「あれっ!?痛くない」

私:「おお、じゃあもう大丈夫だ」

その後、耳鳴りということで上肢の施術に移る。

肩から首、前胸部の緊張をとり確認。まだ両耳ともピーという音が鳴りっぱなし。
耳鳴りがないのがどういうかんじなのか分からないと言う。

歪みが取れたところで少し頸椎に牽引をかけてみる。

私:「これで今、耳鳴りどうかな?」

本人:「あ、してない!ええ~」

牽引をといても耳鳴りしていないというので、起きてもらった。首に負担がかかった状態でどうか。

立ち上がっても耳鳴りしてない。

本人:「何も鳴ってないことがなかったので、なんだか変な感じ」

近くで見ていたお母様もホントかという様子。本人は少し驚いた様子だが嬉しそう。

これで、もう鳴らなければ良いのだが。
日常の注意点をお話して今日はこれで終了。

その後、足の痛みは練習後も全く出ていない。

しかし、耳鳴りは2日後にまた出てきてしまった。
再び出るまでは、耳鳴りがないというのはこんなに静かなんだ、と何度も言っていたそうだ。

1週間後に2回目の施術。

足の痛みや状態は全く心配ない様子。

肩まわりから頸椎にかけての施術。脊柱の歪みなども前回よりかなり良い状態。

またも頸椎の施術でピタリと耳鳴りが止む。

立って確認しても大丈夫。

再び頸椎付近の筋肉の状態を念入りに施術して終了した。

その後は10日位経過したが、まだ出ていないようだ。

8年間も耳鳴りに苦しみ、病院では付き合っていくしかないと言われてあきらめていたものがあっけなく改善した。

今回の場合は脊柱の歪みと頸椎の椎間板の潰れに原因があることが分かっているので、多少戻ることはあっても、
すぐに改善できる。(毎回同じ原因とは限らないが)

また日常生活での注意点を気をつければ、保てるようになるだろう。

長い間あきらめていた症状が短期間で改善するケースも多いです。

※症例日記は個人の施術ケースであり、得られる結果には個人差があります。

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