有痛性外脛骨に悩む短距離スプリンター

執筆者:整体師 石川顕太郎

中学二年生男子 100m選手 右足内くるぶしの下の痛み(有痛性外脛骨)

3か月前から、右足の内くるぶし下が痛む。

はじめは走るときだけたっだが、徐々に痛みが増し歩いていても体重がかかると痛くなる。押しても痛い。

中学二年生とは思えないほど身長もあり、体もがっしりとしている。
話を聞くと、調子が良いと100mを12秒台で走るという。今の中学生はとんでもない。

我慢をしながら練習をしている。

来週に大会があるが、少しペースを緩めている。

整骨院や整形外科に行ってみたが、休むしかないと言われた。

早速、検査をすると内くるぶしの下は骨が出っ張り、その下部は熱を持っている。
押すと強い痛みではないが痛む。
立って右足に体重が乗ると痛い。もちろん歩いても痛い。
大腿部からふくらはぎまで疲労でパンパンになっている。

体幹を整え、内くるぶし周辺にかかわる筋肉の緊張をとり、押して痛む部分を修正。
押しての痛みはなくなった。

立って痛みを確認してみると痛みはあるが、さっきより半減している。

さらに足関節の調整と動作時の動きを修正。

また立って痛みを確認すると、立っているだけなら右に体重をかけても痛くないが、歩く際に右に体重が乗ると痛い。

歩く動作を実際にしてもらい、少し力をかけて動作を調整すると。ほぼ痛みは消失した。

少し違和感が残るが、本人は『普通に歩ける!』と喜んでいる。
その場で軽いランニングをしても痛くない。

ステレッチやケアの仕方をお話しし、痛くないなら少しづつペース上げて走ってみてください。ということで初回は終了。

1週間後に、再び来院。
あれから調子が良く、マックスで走っても痛くない。しかし走った後に内くるぶし下と足首の前側が少し痛む。

再び施術。さらに疲労と緊張をとり、足底の方にも重点を置いて施術をした。
おもいきり走らないとわからないが、経過も悪くないしこれで大丈夫だろう。

2か月後に再び来院。

前回の施術の後、足の痛みは全くなく大会で走れたらしい。その後も痛みは出ていない。
今回は、来週に大きい大会があるので全身をメンテナンスしてほしいということで来院された。

活躍できるスプリンターになるだろうな。

※症例日記は個人の施術ケースであり、得られる結果には個人差があります。

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