シンスプリントの痛み、膝痛に悩むハードル選手

執筆者:整体師 石川顕太郎

高校2年生女子 ハードル選手 シンスプリントの痛み、膝痛

短期間で改善した好例です。

1月前から練習後など疲労時に左膝と左すねの内側が痛み出す。

マッサージやアイシングなどのケアをしながら練習は続けていたが、そのうち練習中も痛みが出るようになる。

整形外科に行くと膝は疲労の痛みで、脛はシンスプリントと診断されたらしい。

練習は軽いメニューにしている。

来月に大きめの大会があり、そこまでには何とか良い状態にしたい。

ネットで当施術所のサイトを見つけ症例を見て、来院される。

まずは痛みの確認。

膝は今では歩いても痛い、少し曲げるだけでもお皿の下が痛いという。

脛の内側の痛みは走る際や、ハードルを飛び越え着地時にすごく痛い。
歩きやジョグでは軽い痛みくらい。しかし、押すとズンと響くような痛みがある。
表面がヒリヒリするような痛みではない。

立位での検査、体が大きく捻じれている。股関節からふくらはぎまで両足とも強いはりがある。

座位、伏臥位で全身の調整をする。

仰臥位で膝の修復を行う。左膝のお皿の下は大腿部や膝裏の疲労でぷくっとひどく腫れあがっている。

加重をかけない状態なら90度位まで曲げられるがそれ以上深くは曲げられない。

施術をすると、腫れは半減し、ひとまず曲げての痛みは消失し、正座も問題なくできるようになった。

しかし、立った状態から曲げてくると途中で痛みがでる。歩きは全く痛くない。

脛の内側も施術をし、押しての痛みは半減したが、ジャンプをすると着地時にまだ痛い。

初回は時間も長くなってしまったので、ストレッチやケアのことをお伝えしここで終了した。

4日後2回目の施術

全体として痛みの度合いとしては軽くなったものの、膝の屈曲時の痛み、脛内側の着地時の痛みはまだある。

歩きは大丈夫、ジョグは違和感程度。

とにかく足の疲労をとる施術、早い段階で膝の屈曲時の痛みは消失し、立って屈伸ができるようになった。

ジョグをしても大丈夫。

脛の痛みは、押しても痛みはかなり軽減できたが、着地時の痛みはなかなか変化がない。

範囲を広げて、足関節から足底まで注意して施術をすすめる。

ここでジャンプをしてもらうと、かなり痛みが軽減した。

あとは加重のかかった状態で、痛みを確認しながら調整するとほぼ痛みはなくなった。

少し違和感がぼわーと残る感じらしい。高くジャンプをしても走っても違和感程度。

今回も時間がかかり過ぎ、ここで終了した。

完全ではないが、この時点では7,8割の痛みがとれて、体の状態も悪くないのであとは自然と良くなる可能性も高い。

4日後3回目の施術

痛みはほぼなく、調子が良かったのでダッシュもハードルの着地も思いきりやってみたが、痛みは出なかった。
練習後に違和感が出ているくらい。
今は右足の方が重いらしい。(笑)

違和感がスッキリしないので、また痛みがもどるのではと少し不安気な様子。

右足の施術も入れ、左足と全身の施術をし動作確認をし終了した。

今は違和感もないという。

これで、おそらく完全に復帰しても大丈夫だろう。

本人も不安が無くなったようだ。

半年後に別の症状で再び来院された。

この前の施術後は痛みなく練習ができ大会では、なんと上位に入賞したらしい。

もちろん、この選手の努力の結果ですが、痛みなく練習できてホントに良かった!
このような報告をいただけて嬉しいです。

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